2016年5月20日金曜日

中年ミニマリスト志願兵 ジムへ行く編 その1

中年ミニマリストジムへ行く編 その一

歳も四十を超えると健康への不安、自信がなくなってくる。まだそこまで達していないぞという君も隣のお姉さんも皆等しく加齢します。ようこそ四十。人気韓流ドラマ。冬のソナタのチェジュウだってシジュウになったのだ。

さて、そんな私も若いと思っていながら血中脂質を下げるお薬を服用している。ついでに肝機能も低下しており原因は脂肪肝。ウイルス性ではないが先生は数値的にはウイルス性肝炎の人は薬飲んでるレベルですよ。十年たったら肝臓はぼろぼろですね。お薬の服用も考えてください。メガネの奥の瞳がキラリと光る。

老人が馬に食わせるほどの薬を服用しているのをよく見ます。お薬でお腹いっぱいになりそうです。私もひとつひとつその階段を登っているのでしょうか?やだやだ。薬漬けの人生、清原…は違う薬だけど薬の世話にはあまりなりたくない。日本の医療費をこれ以上あげる訳にはいかないのだ。
中年ミニマリスト志願兵は決断をします。

「運動しよう」
しかし意志が弱いので続ける自信がありません。自分のことは自分がよく知っているようで知らない事も多いですが、意志が弱いのはよく分かっています。出した結果は、
「会員制ジムに行こう」
お金を払えばもったいないからいくだろう。指導してくれる人がいれば続けられるだろう。決めたら決断は早い。
病院でそう言われた日、僕は会員登録に出かけた。その脚で。しかし、定休日だったのだそれに気が付くまでカウンターの前に10分は座っていただろうか。どうやら設備の改修らしい業者の人が出入りして入り口は開いていたのだ。閉まっていればすぐ気がつくものだろうけど。業者の人に「ここの方は見ました?」と訪ねると。「奥にいますよ」と
30secほどして。嗚呼、定休日だと気がつくのである。薄暗いカウンターに今まで気が付かないのもアホとしか言いようがない…。いや、きっと高ぶる期待を胸に心が踊っていたのだろう。イメージは海猿の伊藤英明である。だが僕はまだ会員にすらなれていないのである。

次回に続く…。

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