2010年4月4日日曜日

DP2s 使ってみた感想

Untitled
Sigma DP2s

「画質にはあまりこだわらないんですよ、モノクロにするから。」と言いつつ、やっぱり試してみたい「フォビオンって綺麗に撮れるの?」ってやつ。えぇ、綺麗にちゃんと撮れました。ISO100なら向かうところ敵なしですね。フォビオンの癖というのも細かく見ればあるのですが、そもそもこういうカメラ買う方は初心者でないですし、他にもカメラはたくさん持っている人が多いでしょう。暗闇で撮りたいなら高感度が得意なカメラを持っていくことです。

現像した写真を見てみると、まるで目の悪い人がレーシック手術受けて視力が良くなったような錯覚を覚えます。そしてコンデジでは出せない立体感があります。綺麗に写すコツは太陽光をたくさん取り込んでやれば期待を裏切らない描写をするという感じです。もちろんレンズ性能も凄いらしいのでその恩恵も受けていると思いますが。

実際撮影してみて、より綺麗にとるなら適正な露出補正で撮影しておくこと!と思います。いわゆるレイヤー撮像素子の「ややアンダーに撮っておいてあとで暗部を持ち上げる」という手法はあまり好ましくないと思います。Foveonはアンダーの情報量よりハイライトの情報量の方が保持している感じがします。(RAWデーター)まぁ、飛ばしてしまっては意味はありませんが、(もちろん飛ばすことが悪いことではありません、妥協点を知ることです)ポジっぽく適正露出に気をつけると後々現像が楽だと思います。

オートフォーカス(AF)は静止物なら全く問題なし。瞬殺ならMF置きピンで乗り切る楽しさがあります。この辺のコツも体で覚えてきました。何から何までやってくれるカメラではない楽しさがここにはあるんだと思うところです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Pages